Home > JAM Web Forum > JAM Web Forum の目的
精神保健医療福祉は日本社会の中で最も差別された領域である。深刻、切実な課題が山積している。救急医療の整備、未治療・治療中断ケースへの支援、長期入院、外来ニートの状態にある人とその家族への支援、遷延うつの人、発病早期の人への支援、自殺対策、増え続ける認知症への対策、などなどである。
山積している課題に対して「具体的なアプローチ」が求められている。どのようなニーズを持った人がどのくらいいるのか「対象を明確にする」、その人たちのニーズに応える「サービスの形と担い手を明確にする」、さらに、そのために必要な「資金を手当て」するなどである。こうした具体的なアプローチを、私たちは、これまで十分に行ってこなかったのではないか。
2004年9月2日に「精神保健医療福祉の改革ビジョン 」が発表され、「病院医療中心から地域生活中心」というスローガンが打ち上げられた。それから既に8年余りが経過しているが「地域生活中心」は殆ど進展していない。 「改革ビジョン」でも、その後に開催された「あり方検討委員会」でも、「対象を明確にする」作業、「サービスの形や担い手を明確にする」作業、「資金の手当てを明確にする作業」がきわめて不十分にしか行われていない。そのために「改革ビジョン」を進展させられなかったのではないか。
政府や地方自治体の委員会や審議会任せにせず、精神保健医療福祉に現場にいる者、大勢が、参加して、共同作業でもって、深刻、切実な課題に対して「具体的なアプローチ」を行えたらと思う。インターネットのWeb Siteを活用すれば出来るのではない,か。それが、この、JAM Web Forumの目的である。多くの方に加わっていただきたいと願っています。