2010.01.05 心の健康づくり 地域共生への路を考えるフォーラム

2月6日および11日に下記2か所で開催予定のフォーラムのご案内です。(当メンタルケア協議会も後援しています)

伊那地区

日  時
平成2226日(土) 午前10時~午後4時30分
会  場
長野県伊那文化会館  (Tel. 0265-73-8822)

長野地区

日  時
平成22211日(木・祝) 午前10時~午後4時30分
会  場
長野県若里市民文化ホール  (Tel. 026-223-2223)

(上記いずれの会場も、入場無料です)

~ひとりひとりがその人らしく暮らせる街をつくりたい~

 今般、公の機関で精神に障害を持つ人に対する不適切な対応の事実がありました。そのことは、現実として触れ合う機会も持たず、観念的な判断による偏見・差別が潜在的に存在している証明であり、見逃すわけにはいきません。今日、まだまだ精神の障害、脳の病気、生活機能の障害についての正しい理解と対処の処方を、誤った理解の下に、人権に関わる重大な対応をしているケースが多々見受けられます。人権擁護の視点から見ても、由々しきことです。

 精神の障害は誰もが罹り得る事象でもあります。ふれあい、語り合い、人として接することなく精神の障害を精神障害者と捉えての差別・偏見は、人が平等に持つ普通に生きる・普通に暮らす権利を否認する行為です。人の持つ権利を正しく理解することが大切です。

 “心の健康づくり・地域共生への路を考えるフォーラム”は、精神の障害を持ちながらも社会参加、地域での共生を目指して、普通の暮らしを望む姿・思いを、より人間的に、「視覚=智・認識」と「聴覚=情・理解」と「こころ(気持ち・納得)=意」で受け止めていただく「観る」「触れ合う」「語り合う」“場”です。

 行政をはじめとして、「福祉の街づくり」を声高に掲げていても、精神の障害を持ちながら社会活動に参加している本当の姿に接し、正しい理解、心からの支援がなければ、真の福祉の街づくり、本当の福祉活動はままならないといえます。

 精神に障害を抱えている人も共に、安全に安心して地域で生活できる「福祉の街づくり」に関わり、取り組める仕組みを創っていきたい。家族が旗を振ることで、支援の輪(場)が広がり、人権無視のない共存共生の場を増やし、ひとりひとりがその人らしく暮らせる街、地域における社会参加を果たしていける、福祉の街づくりに寄与していきたい。こんな願いを胸に、フォーラムの開催を決意しました。

 多くの方々のご参加をお待ちしております。

プログラム

午前の部(両会場共通)

映画鑑賞 10:00~12:00

『ふるさとをください』
*ほんの少しでいいんです。私たちにもあなた方のふるさとをわけてください*

文部科学省選定映画・映画『ふるさとをください』制作委員会・上映協力 きょうされん

監督:冨永憲治  脚本:ジェームス三木  音楽:小六禮次郎
出演:大路恵美 ベンガル 烏丸せつ子 石井めぐみ 中山仁 藤田弓子 他

(平成21年度 長野県、地域発・元気づくり支援金助成事業です。
 『精神障害を持つ人への偏見・差別を無くす啓発活動並びに人権擁護に関する事業』)

午後の部(両会場共通)

フォーラム 13:00~16:30

『観て、語って、分かちあおう』
~あなたの中に、そして私の中に~

講師陣 (敬称略)
長野県伊那文化会館

総合司会・コーディネーター  松本 すみ子(東京国際大学人間社会学部教授)

◆私の中の人権…指定発言者およびフロアもいっしょに

○「私もひと言」

  • 西澤 喜代子 (長野県看護協会会長)
  • 井上 繁 (NPOはらっぱの会理事長/長野県精神保健福祉士協会会員)
  • 米澤 千加代 (長野県連合婦人会会長)
◆シンポジウム・シンポジスト ~人は「なぜ」偏見を持ち、差別するのか~

○「私がしてきたこと、できること」
○「差別や偏見を減らすことを政策の視点から」

  • 伊藤 静美 ((社福)一麦会麦の郷施設長(映画『ふるさとをください』モデル))
  • 天野 直二 (信州大学医学部精神医学教室教授 / 信大附属病院精神科科長)
  • 飯島 裕一 (信濃毎日新聞社編集委員)
  • 高木 俊介 (たかぎクリニック院長、ACT-K主宰)
長野県若里市民文化ホール

総合司会・コーディネーター  藤井 克徳(きょうされん常務理事)

◆私の中の人権…指定発言者およびフロアもいっしょに

○「私もひと言」

  • 金井 普子 (長野県民生児童委員協議会会長)
  • 中村 彰 (長野県知的障害者育成会福会長)
  • 小林 賢子 (上小圏域障害者総合支援センター相談支援専門員)
◆シンポジウム・シンポジスト ~人は「なぜ」偏見を持ち、差別するのか~

○「私がしてきたこと、できること」
○「差別や偏見を減らすことを政策の視点から」

  • 川崎 洋子 (NPO全国精神保健福祉会連合会理事長
    / 厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員)
  • 渡辺 啓一 (長野県精神科病院協会会長/(医)村井病院理事長)
  • 宮部 真弥子 ((医)和啓会脳と心の総合健康センター長
    / (社)日本精神保健福祉士協会常任理事)
  • 中村 真樹 ((財)住吉病院院長 / 日本病院・地域精神医学会理事)

コメント(A講師発言要旨から抜粋)

 精神障害に対する差別と偏見には、二種類のものがある。ひとつは、誰の心にも潜んでいる「狂うこと」「我を失うこと」に対する恐怖から生まれるものだ。これを人の心から完全に無くすことは難しい。もうひとつは、社会や制度によってつくられるものだ。精神障害者を病院に閉じ込めて、社会から隠してしまった日本がそれだ。しかし、つくられたものは、取り除くことができる。

 それを取り除くためには、精神障害者が街の中で当たり前に暮らしていけるようにならなくてはならない。誰もが、普段の生活の中で精神障害者と触れあっているような社会であれば、差別や偏見は徐々に消えていくであろう。それを可能にするのが……(後略)

コメント(B講師発言要旨から抜粋)

 (前略)……医療が必要になった時に、その人に適宜に医療を提供できる体制が整っていないこともあるのではないか。……(中略)……今後、この精神科の救急医療体制を崩壊させないためには、崩壊させないような政策を考えていくということである。……(後略)

参加要項

  1. 定員 各会場400人 定員に達し次第締め切ります。
  2. 応募方法 参加をご希望の方は
    (1) 参加会場   ■H22/2/6(土) 長野県伊那文化会館   ■H22/2/11(木・祝) 長野県若里市民文化ホール
    (2) 氏  名   ■個人参加 または ■所属団体名(団体で集約申し込み等)
    (3) 住  所
    (4) 電話番号
    を記入の上、ハガキかファックス(026-225-6422)でお申し込みください。
    ※ご記入いただいた個人情報は、本フォーラムに関わる連絡のみに利用します。

(当日パン等施設製品販売有)

お申込み・お問い合わせ先

特定非営利活動法人 長野県精神保健福祉会連合会「NPOながのかれん」

〒380-0928 長野市若里7丁目1番7号 長野県社会福祉総合センター 5階
電話:026-225-6400   FAX:026-225-6422
E-mail:ngk6400@cocoa.plala.or.jp

主 催
NPO法人 長野県精神保健福祉会連合会(NPOながのかれん)
NPO法人 ふれあいの街来夢
共 催
信濃毎日新聞社
きょうされん
長野県精神保健福祉協議会
せいしれん
長野県障害者社会参加推進協議会
NPOポプラの会
(社福)長野りんどう会
NPOはらっぱの会
長野県精神保健福祉士協会
NPO全国精神保健福祉会連合会
後 援
長野県
長野県教育委員会
長野県議会
長野市
伊那市
長野県市長会
長野県町村会
長野県精神科病院協会
長野県精神神経科診療所協会
長野県社会福祉協議会
長野県社会福祉事業団
長野県民生児童委員協議会
長野県社会福祉士会
長野県医師会
長野県看護協会
長野県精神保健福祉ボランティア連絡協議会
長野県連合婦人会
長野県PTA連合会
信濃教育会
長野県経営者協会
長野県弁護士会
長野県司法書士会
信州大学
長野大学
長野県看護大学校
アドボネットながの
長野県障害者運動推進協議会
日本てんかん協会長野県支部
NPOメンタルケア協議会
朝日新聞社
読売新聞社
毎日新聞社
中日新聞社
市民タイムス
長野日報社
市民新聞グループ(7紙)
NHK長野放送局
SBC信越放送
NBS長野放送
TSBテレビ信州
abn長野朝日放送
信州ケーブルテレビジョン
LCV

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