Home > 2010.01.05 心の健康づくり 地域共生への路を考えるフォーラム
2月6日および11日に下記2か所で開催予定のフォーラムのご案内です。(当メンタルケア協議会も後援しています)
(上記いずれの会場も、入場無料です)
今般、公の機関で精神に障害を持つ人に対する不適切な対応の事実がありました。そのことは、現実として触れ合う機会も持たず、観念的な判断による偏見・差別が潜在的に存在している証明であり、見逃すわけにはいきません。今日、まだまだ精神の障害、脳の病気、生活機能の障害についての正しい理解と対処の処方を、誤った理解の下に、人権に関わる重大な対応をしているケースが多々見受けられます。人権擁護の視点から見ても、由々しきことです。
精神の障害は誰もが罹り得る事象でもあります。ふれあい、語り合い、人として接することなく精神の障害を精神障害者と捉えての差別・偏見は、人が平等に持つ普通に生きる・普通に暮らす権利を否認する行為です。人の持つ権利を正しく理解することが大切です。
“心の健康づくり・地域共生への路を考えるフォーラム”は、精神の障害を持ちながらも社会参加、地域での共生を目指して、普通の暮らしを望む姿・思いを、より人間的に、「視覚=智・認識」と「聴覚=情・理解」と「こころ(気持ち・納得)=意」で受け止めていただく「観る」「触れ合う」「語り合う」“場”です。
行政をはじめとして、「福祉の街づくり」を声高に掲げていても、精神の障害を持ちながら社会活動に参加している本当の姿に接し、正しい理解、心からの支援がなければ、真の福祉の街づくり、本当の福祉活動はままならないといえます。
精神に障害を抱えている人も共に、安全に安心して地域で生活できる「福祉の街づくり」に関わり、取り組める仕組みを創っていきたい。家族が旗を振ることで、支援の輪(場)が広がり、人権無視のない共存共生の場を増やし、ひとりひとりがその人らしく暮らせる街、地域における社会参加を果たしていける、福祉の街づくりに寄与していきたい。こんな願いを胸に、フォーラムの開催を決意しました。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
文部科学省選定映画・映画『ふるさとをください』制作委員会・上映協力 きょうされん
監督:冨永憲治
脚本:ジェームス三木
音楽:小六禮次郎
出演:大路恵美 ベンガル 烏丸せつ子 石井めぐみ 中山仁 藤田弓子 他

(平成21年度 長野県、地域発・元気づくり支援金助成事業です。
『精神障害を持つ人への偏見・差別を無くす啓発活動並びに人権擁護に関する事業』)
総合司会・コーディネーター 松本 すみ子(東京国際大学人間社会学部教授)
○「私もひと言」
○「私がしてきたこと、できること」
○「差別や偏見を減らすことを政策の視点から」
総合司会・コーディネーター 藤井 克徳(きょうされん常務理事)
○「私もひと言」
○「私がしてきたこと、できること」
○「差別や偏見を減らすことを政策の視点から」
精神障害に対する差別と偏見には、二種類のものがある。ひとつは、誰の心にも潜んでいる「狂うこと」「我を失うこと」に対する恐怖から生まれるものだ。これを人の心から完全に無くすことは難しい。もうひとつは、社会や制度によってつくられるものだ。精神障害者を病院に閉じ込めて、社会から隠してしまった日本がそれだ。しかし、つくられたものは、取り除くことができる。
それを取り除くためには、精神障害者が街の中で当たり前に暮らしていけるようにならなくてはならない。誰もが、普段の生活の中で精神障害者と触れあっているような社会であれば、差別や偏見は徐々に消えていくであろう。それを可能にするのが……(後略)
(前略)……医療が必要になった時に、その人に適宜に医療を提供できる体制が整っていないこともあるのではないか。……(中略)……今後、この精神科の救急医療体制を崩壊させないためには、崩壊させないような政策を考えていくということである。……(後略)
(当日パン等施設製品販売有)
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