事業案内

15周年記念(第18回)シンポジウム

ディベート!精神保健福祉法
~事例から具体的に精神保健福祉法と精神科医療のあり方を論じる~

日 時
2017年115日(日) 12:00 - 16:00
会 場
京王プラザホテル 本館5F「コンコード BC」
東京都新宿区西新宿2-2-1 
(新宿駅(JR・私鉄・地下鉄) 西口より徒歩5分)
定 員
500
参加費
会 員 : 無料
非会員 : ¥3,000
懇親会
会 員 : ¥3,000
非会員 : ¥5,000

下記リンク先のページから、参加お申込みください。 お申込み手順についても、リンク先のページをご参照ください。

締切:10/30(月)
事前登録された方は、シンポジウム当日 11:00 より受付開始予定です。

 

 特定非営利活動法人メンタルケア協議会は、今年で法人化15年周年を迎えました。

 

 法人化した年の7月、東京都より「東京都精神科救急医療情報センター」の事業を受託。

 

 その後、「東京都夜間こころの電話相談」、「東京都自殺相談ダイヤル~こころといのちのホットライン~」、「自殺未遂者対応連携支援事業~こころといのちのサポートネット~」などの事業を受託して行ってきました。

 

 このたび、法人化15周年を記念して、ささやかなイベントを行います。

 

 記念シンポジウムでは、最近増えている対応の難しいケースを取り上げ、それぞれの事例の見立て、精神科医療が担うべき役割、そして、精神保健福祉法のあり方について、具体的に論じてみたいと思います。

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メンタルケア協議会15周年記念(第18回)シンポジウム プログラム

11:00~
受付開始
12:00~

第1部 メンタルケア協議会15周年記念式典

●挨拶とメンタルケア協議会が15年間に行ってきた事業の報告

●ご祝辞

東京都福祉保健局障害者医療担当部長 石黒 雅浩

東京精神科病院協会会長 平川淳一先生

東京精神神経科診療所協会 神山昭男先生

東京都医師会副会長 平川博之先生

●表彰

12:50~

第2部 15周年記念メンタルケア協議会シンポジウム
ディベート!精神保健福祉法
~事例から具体的に精神保健福祉法のあり方を論じる~

●基調講演

精神保健福祉法改正の論点

藤井千代(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所社会復帰研究部)

措置入院ガイドラインの焦点

椎名明大(千葉大学社会精神保健教育研究センター治療・社会復帰支援研究部門特任准教授)

最近の精神疾患の疾病構成の変化について

羽藤邦利(メンタルケア協議会理事長・代々木の森診療所理事長)

    <休憩>

14:00~

●事例検討形式のディベート【事例3例】

[座長]
大下隆司 メンタルケア協議会副理事長
西村由紀 メンタルケア協議会理事
[シンポジスト]
岩下 覚(メンタルケア協議会理事・桜ヶ丘記念病院院長)
椎名明大(千葉大学社会精神保健教育研究センター治療・
     社会復帰支援研究部門特任准教授)
成瀬暢也(埼玉県立精神医療センター副院長)
西村隆夫(メンタルケア協議会理事・にしむらクリニック院長)
羽藤邦利(メンタルケア協議会理事長・代々木の森診療所理事長)
藤井千代(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 社会復帰研究部)
[指定発言]
植松和光(東京つくし会副会長・国立市精神障害者家族会シュロの会会長)
15:55~

閉会挨拶

事例① 家庭内暴力

  • 男性26才。高校中退、ひきこもり。精神科クリニック通院中。
  • ここ3年、父親に暴力を振るい、何度も警察が呼ばれている。
  • 本日は、父親を殴り、包丁で脅した(父親はケガ無し)。警察が臨場しても、興奮が収まらない。
  • 16才から精神科通院しているが、通院先が変わるたびに「躁うつ病」、「適応障害」、「パーソナリティ障害」、「発達障害」と診断が変わってきた。
  • 家族は怯えて入院治療を望んでいるが、主治医は「強制入院させたら却って家族への恨みが強くなるからやめたほうがよい」と言っている。23条通報しても、措置診察には至らなかった。

事例② 育児不安、母子心中企図

  • 女性29才。3年前に結婚、1か月前に出産。5年以上前にリストカットで精神科受診歴有。
  • 出産直後から強度の不眠と不安。「子どもが可愛いと思えない、育児が負担、子どもが不幸になる」、「子どもを殺して私も死ぬ」と訴えていた。
  • 本日、子どもの首を絞めようとしていたのを、夫が取り押さえた。
  • 本人は、実家の両親から虐待を受けていたことがあり、今でも交流が無い。夫が仕事をしなければ食べていけない。仕事中は母子を見守ることはできないが、夫としては子どもを施設に預けることはできるだけしたくない。

事例③ 処方薬依存と乱用

  • 女性24才。派遣社員。「うつ状態」で心療内科クリニック通院中。
  • 高校生からうつ状態と不安発作で、心療内科や内科クリニックを転々としながら、処方薬(抗不安薬と睡眠導入剤)を常用している。
  • 専門学校を卒業後、一人暮らし。転職を繰り返している。職場の人間関係がきっかけで不安定になり、過量服薬をくりかえしている。これでに5回救急搬送された。
  • 本日、SNSで知り合った唯一の友人と、ラインで喧嘩になり、睡眠導入剤((フルニトラゼパム推定100錠)をワインで飲んで昏睡状態。救急搬送。
  • 本人は、口うるさい母親を嫌っていて、絶対に両親に知らせてほしくないと言う。精神科の入院は拒否し、家に帰ると言っている。

プロフィール

岩下 覚 いわした・さとる

社会福祉法人桜ヶ丘社会事業協会 桜ヶ丘記念病院院長

1980年、慶應義塾大学医学部卒業。同精神神経科教室での研修を経て、1981年より467床、8病棟を擁する大規模精神科病棟である桜ヶ丘記念病院に勤務。2008年より同病院院長。

植松 和光 うえまつ・かずみつ

東京つくし会副会長・国立市精神障害者家族会シュロの会会長

「シュロの会」は精神障害者の作業所である棕櫚亭(しゅろってい)が行っていた家族会活動を当事者の家族が引き継ぎ、平成8年に発足。家族に精神疾患を持つ人たちが集まり、同じ悩みを語り合い、互いに支えあいながら「相互支援」(助け合い)・「学習」(学びあい、知見を広げる)・「社会活動」(外に向かって働きかけ)を基本方針に家族交流会や広報活動などを行っている。

大下 隆司 おおしも・たかし

メンタルケア協議会理事・代々木の森診療所 院長・神戸国際大学保健センター特命教授

1991年神戸大学医学部卒業。社会人経験後、医学部に入りなおし、精神科医となる。神戸大学大学院、都立墨東病院、明石土山病院、東京女子医科大学に勤務。2012年4月より代々木の森診療所院長。

椎名 明大 しいな・あきひろ

千葉大学社会精神保健教育研究センター治療・社会復帰支援研究部門特任准教授

2000年千葉大学医学部卒業。千葉大精神科に入局後、国保旭中央病院内科ローテート研修などを経て、2004年4月より2年間厚生労働省精神保健福祉課で心神喪失者等医療観察法施行準備、精神保健福祉法改正等の業務に従事。2006年4月より千葉大学医学部附属病院精神神経科にて勤務。 2016年4月より現職、司法精神医療を日本の精神医療現場に根付かせるための取り組みを続けている。専門分野は司法精神医学、医療観察法、認知行動療法、森田療法、摂食障害など。

成瀬 暢也 なるせ・のぶや

埼玉県立精神医療センター副病院長(兼 埼玉県立精神保健福祉センター副センター長)

1986年順天堂大学医学部卒業。同大精神神経科入局、助手を経て、埼玉県立精神保健総合センター(現埼玉県立精神医療センター・埼玉県立精神保健福祉センター)開設と同時に勤務。2008年より埼玉県立精神医療センター副病院長。専門分野は薬物依存症・アルコール依存症、中毒性精神病の臨床。

西村 隆夫 にしむら・たかお

にしむらクリニック院長

1980年3月筑波大学医学専門学群卒業。同年4月国立武蔵療養所研修医(現・国立精神神経医療研究センター病院)。1982年4 月神戸大学医学部精神神経科教室。1983年4 月国立武蔵療養所医員。1985年4 月にしの木診療所勤務。1987年5 月三ヶ島病院勤務。1992年5 月都立松沢病院精神科。1993年5 月都立多摩総合医療センター(旧府中病院)精神科部長。2012年10 月にしむらクリニック開設。

西村 由紀 にしむら・ゆき

メンタルケア協議会理事

精神保健福祉士。メンタルケア協議会の法人設立を手伝い、東京都精神科救急情報センター、東京夜間こころの電話相談、東京自殺相談ダイヤル、東京都自殺未遂者対応地域連携支援事業の立ち上げと運営に携わる。

羽藤 邦利 はとう・くにとし

メンタルケア協議会 理事長・代々木の森診療所 理事長

1967年京都大学医学部卒業。東京大学付属病院、富士病院、東京都立松沢病院を経て、1983年代々木の森診療所開設。1991年1月より代々木の森診療所院長。H24年4月より同診療所理事長。専門分野は臨床精神医学一般。

藤井 千代 ふじい・ちよ

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 社会復帰研究部部長

1993年防衛医科大学校卒業、2001年慶應義塾大学大学院修了。自衛隊中央病院精神科医長、埼玉県立大学保健医療福祉学研究科・准教授を経て、2014年より国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所司法精神医学研究部室長、2015年より現職。専門分野は地域精神保健、精神科リハビリテーションなど。

会場案内

京王プラザホテル 本館5F「コンコード BC」

東京都新宿区西新宿2-2-1 (新宿駅 西口より徒歩5分)

参加お申込み

◆事前登録◆

下記リンク先のページから、参加お申込みください。 お申込み手順についても、リンク先のページをご参照ください。

締切:6/22(水)
事前登録された方は、シンポジウム当日 11:00 より受付開始予定です。

◆当日受付(事前申込していない方)◆

事前申し込みに間に合わなかった方は、当日受付も致しますのでこちらをご利用下さい(満席でご入場いただけないことや、席が確保できず立ち見となる場合がございます。)。
また、参加費は3,000円(会員無料)となりますので何卒ご了承願います。

お問合せ

特定非営利活動法人 メンタルケア協議会
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目57番4号 ドルミ第2代々木 2F
TEL:03(5333)6446 メールはこちら

ポスター・パンフレット (PDF)


ポスター

(PDF: 1.32KB / A3)

パンフレット

(PDF: 1.46MB / A3 2折)